あみ&たた バタバタ米国日記

医者夫婦で、夫たたは研究留学、妻あみは慣れない主婦業。いろんなことが起こる米国生活をつづります。

医者が米国で妊婦になった【8】 母子手帳をいただくの巻

 日本が世界に誇る素晴らしいシステム「母子手帳」。

産前・お産・産後と1人の子の記録が一括管理できて、妊産婦健診・乳幼児健診もまとめて記載できて、ワクチン接種の記録もあって、簡単な育児書も兼ねているなんて、すごい。

 

 JICAやNPOを通じて、途上国医療支援の一環として海外でも活用されているのだそうです。

 

 日本在住の妊婦さんだと、病院で妊娠を確認する→ 市町村役所に妊娠届を出す→ 母子手帳をもらう、という流れかと思います(自治体によって細かな手続きが異なるそうなので、役所に行く前に調べてみてください)。

 

海外在住の場合の母子手帳取り寄せ方法

海外在住だと、手続きはこうなります(2015年5月現在)。

1)住んでいる地域の大使館/領事館を調べる

2)大使館/領事館のサイトで、「母子手帳」でキーワード検索

  例として、米国ニューヨーク総領事館の配布案内ページはこちら 

3)母子手帳の配布申込書を持参/郵送

  例として、米国ニューヨーク総領事館の申込書PDFはこちら

4)窓口受け取りor自宅に郵送

 

(社)親子健康手帳普及協会というところが、海外の妊婦さんも受け取れるように各在外公館に無償配布してくださっているそうです。ありがたいことです。

 

海外妊婦向けの母子手帳には健診の補助券はついてませんが、それ以外はおおむね同じ作りのようです。

 

届いた〜\(^o^)/

 ニューヨーク領事館に申し込んで数日後、チャック付きのビニール袋でしっかり包装された母子手帳が届きました。仕事が丁寧で早くて、ジャパンを感じます。

 

じゃーん。

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 自分の母子手帳と違って、「日光浴」の記載が削除されていたり、うんちカラーチャートがついていたりと進化しています。

 

うんちカラーチャート↓ (胆道閉鎖症という病気の早期発見のためのものです)

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 海外永住予定の方も、いずれ帰国される予定の方も、あったら便利だと思いますので取り寄せてみるのはいかがでしょう。