あみ&たた バタバタ米国日記

医者夫婦で、夫たたは研究留学、妻あみは慣れない主婦業。いろんなことが起こる米国生活をつづります。

医者が米国で妊婦になった【11】マタ服あれこれ おしゃれ妊婦さん向けではありません(;・∀・)

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 そろそろ予定日ですが、ベビーはあいかわらずひとりサーカス状態で激しく動いております。苦しいってば。

 

 マタニティー服について、まとめてみました。

 全体的に、おしゃれ妊婦さん向きではありません(笑)。

なるべくいろいろ買わずに済ませたい方、見た目より身体のラクさを優先したい方向けの記事でございます。

 

初期(〜13週)から要ったもの

ズボンが入らない→ ヨガパンツ ★★★★★ 必需品

 流産のおそれがグンと減る12週まではマタ服を買わないつもりでしたが、下腹部がポコンと出て手持ちのズボンがどれも履けなくなり、ボタンあけ+安全ピン止めも限界になったのが11週頃でした。

 

 大きな絨毛膜下血腫があって妊娠が継続できるか微妙な時期でしたが、パジャマズボンすら苦しかったのでやむを得ずマタ服を買いにいくことに。

 

amiko81usa.hatenablog.com

 

 日本ではゆったりトップス+レギンスの妊婦さんを多く見かけた気がしますが、個人的にチュニックワンピースやぴったりしたボトムスが苦手で、あのスタイルは踏襲せず。

 

 こちらのマタ服やさんのうち、自宅からアクセスしやすかったのがMotherhood Maternityというお店。他店とじっくり比べたわけではないですが、比較的お手頃価格かなぁと思います。

www.motherhood.com

 

 で、見つけたのがyoga pantsという、綿ストレッチ素材のズボン。

Motherhood Maternity - Search Results for yoga pants

それなりにきちんとして見えるけど、よく伸びる生地なので身体がラクで、昼用にもパジャマ用にも使える、優秀なズボンでした。← 要するに一日中コレ(;・∀・)

 

 超ハイウエストに作ってあり、妊娠初期はウエスト部分を折りかえして着て、後期は伸ばして着るようになっています。きついズボンをむりやり着るより、はるかに身体がラク。もっと早く買えばよかったなぁ、と思いました。

締めつけると気持ちわるい→ マタブラ ★★★★★ 必需品

 食べづわりだったので比較的ラクに過ごせたつわり期ですが、それでも身体が締めつけられる感覚が極端に苦手になり、とにかくユルい服しか着られなくなりました。ブラのワイヤーなぞ、もってのほか。

 

 妊娠中にどれくらいサイズが変わるのかよく分からず、できればギリギリまで買わずにすませたいと思っていましたが、我慢の限界で結局ヨガパンツと同時の11週頃に数枚買いました(後にさらに買い足し)。

 

 ストラップ部分がクリップで外せるようになっていて、授乳ブラにもできる仕様です。 

多少はかわいいやつと、色気はまったくないけど試着時に身体がラクに感じたやつと、数種類を買ってみましたが、結局「色気はまったくないけど」ばかりヘビロテしました(;・∀・)

 

中期(14〜27週)に買ったもの

お尻が大きくなった→ マタパンツ ★★★★☆ ほぼ必需品

 ローライズのボクサーパンツでしばらく過ごせていましたが、体重が増えたせいか、関節がゆるんだせいか、お尻が大きくなってきつくなってきたので、マタパンツを購入。体重増加が少なめな妊婦さんなら要らないのかもしれません(;・∀・)

 

 横幅がいままでのパンツの1.4倍くらい?あって、おばあちゃん用ですかwwwというくらいブカブカの実用本位のものでしたが、履いてみたら心地よくて、楽なんだけどううう悔しい〜!

 

 無印良品のはらまきショーツも36週時点でじゅうぶん履けたので、日本在住の妊婦さんには力強くオススメしたいところですが、いまネットショップで探しても見つからない…ということは、秋冬しか売ってないのかもしれません。発売時期が合えば、ぜひぜひ。

 

後期(28週〜)に足したもの

お腹がはみでる→ 妊婦用トップス ★★★☆☆ なくてもなんとかなるけどあると便利

 本格的にお腹が出て、既存のトップスではちょっとした拍子におへそがコンニチハするようになったので、30週頃にトップスを買い足しました。

 

 と言ってもわが家の緊縮財政では高いのを何枚も買えないので、

・前身頃が二重仕立てで授乳服にも使える長袖パーカー ×1

・脇にギャザーが入っていて丈がすごく長いキャミソール ×数枚

・襟ぐりがゴム仕立てで授乳服にも使えるタンクトップ ×数枚

 に、あとは既存服を合わせることにしました。

 

 これも買ってみたらお腹が守られてる感があってとても良かったので、もっと早く買えばよかったな。

 

 そういえば、こちらの授乳服は胸元にスリットが入っているものは少数派で、襟ぐりのゴムをびろーんと伸ばして授乳するタイプが主流なようです。

 

 

お腹がはみでる→ 腹巻き ★★★☆☆ なくてもなんとかなるけどあると便利

 同様に、丈の長いパジャマトップスを着ていても朝にはお腹がベロ〜ン、なんてことも起こるようになったので、骨盤ベルトと一緒についで買いした薄手の妊婦用腹巻きが活躍しました。

 

 パジャマの上下を着たうえに、腹巻きで固定。

要するに、バカボンのパパスタイルです。

何やらいろんなものを失った気がしますが、これでいいのだ。

バカボンのパパ | 赤塚不二夫公認サイトこれでいいのだ!!

 

 日本ではハラマキの切り売りがあるそうですね。それも良さそうです。

www.une-nana-cool.com

 

ちょっとだけおしゃれしたい→ 綿ストレッチ素材のロングドレス ★★☆☆☆ 生活スタイルによってはあると◎

 着る機会あるかな?と思いつつ引越し荷物に入れて重宝したのが、綿ストレッチ素材のロングドレスでした。リゾート地で売ってるような、Tシャツ地で作られたアレです。

 

 お腹が大きくなってもTシャツ地の寛容さで包みこんでくれて、ロング丈だから多少丈が短くなってもなんとかなったので、妊娠中期〜後期のちょっといいレストラン行きの日に着ていました。タイかどこかで買った2000円くらいのやつだったけど、大活躍。

 

番外編

 いわゆる「マタ服」ではないけれど、重宝したグッズについて。

足がムクムクにむくむ→ 弾性ストッキング ★★★★☆ ほぼ必需品

 もともと当直時の足のむくみ対策で弾性ストッキングを愛用していましたが、妊婦さんもほぼ必需品と思います。

 

 私の場合は27週頃から夕方のむくみが目立つようになり、35週頃からは朝起きた時点ですでにむくんでいる日も…重くてだるくてかないません。

 

 指先が暑くならず血行を妨げにくいという理由で、オープントウ(つま先が開いているタイプ)がオススメです。スリムウォーク、メディキュットなど、どれでもお好みで。

 

 米国在住の方は、たぶんドラッグストアで「compression stocking」を探すと見つかると思います。

 

足がムクムクにむくむ→ サイズ調整しやすい靴 ★★★★☆ ほぼ必需品

 重心位置が変わる上にでかい腹がつかえるので靴を履くのに苦労し、さらにむくみ+靭帯の緩みで足が大きくなるので、靴を履くのはほんとに一苦労。

 

 サイズ調整しやすいヒモ靴がいいけど、毎回ヒモを結び直すのも面倒…なので、オススメはアシックスウォーキングのこれ↓

Sports | PEDALA Ladies | シューズ一覧 | ウォーキング | By product | Shop | ASICS アシックス

 

 ヒモ+ジッパー仕様なので、ヒモで調整したあとはジッパー開閉で比較的簡単に脱ぎ履きができます。お店でインソールを作ってもらうと、感激するくらいピッタリでした(渡米前のお話です)。

 

 立ち仕事が多い方、起き抜けダッシュが要る職業の方には、妊娠に関係なく超オススメです。

 

お近くの店舗検索はこちらから↓ 残念ながら海外展開はしていないようです。

ASICS WALKING | asics.co.jp

 

 35週頃からむくみがさらに悪化してヒモをゆるめても対応できなくなり、ジッパー開けっ放しで履く羽目になりました。あわわ。

 

 

 というわけで、お腹が大きくなるころが夏だったのであまりいろいろ買わずに済みましたが、厳寒期に臨月を迎える妊婦さんはもうちょっといろいろ要るのかもしれません。

 

 産後は、すみやかに元通りのぺちゃんこお腹&すっきりお尻に戻る…予定です…ガンバロウ!

 

今回も冒頭のイラストはここからお借りしました。ありがとうございます(*´ω`*)

無料イラスト かわいいフリー素材集 | いらすとや