ニューヨーク小旅行 日系スーパーで故郷を想うの巻 前編
日系スーパー「ミツワ」で日本を感じる
ニューヨークのマンハッタン島から、ハドソン川を渡るとニュージャージー州です。
日系スーパー「ミツワ マーケットプレイス」があると聞いて、ニューヨーク小旅行のシメに行ってまいりました。
自宅近くにも韓国系スーパーがあってアジア系の食材が手に入るのですが、やっぱり韓国のものが中心で、日本人としては品揃えがやや物足りない。
しばらく一時帰国できないこともあり、割高なのを覚悟してミツワでいろいろ買いこむことにしました。
到着したのは月曜日の昼過ぎでしたが、駐車場はパンパン。
ぐるぐる回ってやっと空いているスポットが見つかりました。混んでるのはいいことだ。期待が高まります。
日本の本・雑誌がずらり…紀伊國屋書店
ミツワ本体に入る前に我々がひっかかったのは、ここ。
http://www.mitsuwa.com/restaurants-shops/books/books-kinokuniya/
紀伊國屋書店がある〜♡ きゃーー
日本語の本はAmazon.comでもけっこう手に入りますし、手数料を追加すればAmazon.co.jpから送ってもらうことも可能(参考:Amazonサイト)、Kindle化されている本なら日本とまったく同じ環境で読めるのですが、リアル店舗ならではの、平積みの本を冷やかしつつ棚差しの本と目が合って、手にとってビビッときて…という体験に飢えていたのでした。
さてこの紀伊國屋、町の小さな本屋さんくらいの面積で、雑誌とマンガ、文庫・新書と実用書が主な品揃え。専門書の類は置いてませんが、それは仕方のないことです。贅沢は言うまい。
どういうセレクト基準なのか、1989年初版のこの本までありました↓
昔から大好きだった本で、料理本なのにエッセーの抜粋も載ってて読み物としても楽しいので超オススメです。「わかめの炒めもの」は何度作ったか分からないくらい愛用レシピだし、愛猫マミオのために飛び魚をさばいていて電光石火の早業で魚肉をポイしてしまうくだりも覚えてます。
米国で再会できるとは思ってなかった…なんていい本が置いてあるんだ…チョイスが渋い…としばし感動してしまいました。
えーと、すごく脱線しましたが、もちろん日本で流行中の本も置いてますし、日英併記の折り紙の本、お寿司の本など米国人ウケしそうな本も扱ってます。
お値段は約1.8倍ほどいたしますが、輸送料や在庫リスクを考えたらしょうがない。日本でも小さな本屋さんがつぶれつつあるなか、米国の紀伊國屋さんにはぜひともがんばってほしいところです(ちょっと買い支えてきました)。
火頭山 んめーら 初体験
紀伊國屋で上がったテンションをおさえつつ、ミツワ本体へ。
フードコート形式で何店舗か飲食店が入っているのですが、今回のお目当てはらーめん山頭火。初体験です。
平日でランチタイムはとっくに過ぎているのに、大行列しています。注文して番号札をもらってひたすら待つシステムで、我々の前に80人ほど並んでいる計算でした。カウンター内の店員さんは殺気立っていて、注文をさばくだけで精一杯といった雰囲気。
30分ほど待って、じゃーん。
↑ダンナの辛味噌ラーメンと、
↑わたしの塩ラーメン。
おいしかった…はずなのですが、雑然としたフードコートで「早く席をあけないと次の人が座れない!」とあせって食べたので、正直あんまり覚えてません。小心者め(;・∀・)
行かれる方は、長蛇の列を覚悟してくださいませ。
他にも、天丼やさん、中華やさん、定食屋さんなど懐かしの飲食店が並んでいたので、次はそっちも試してみようと思います。